1.1月の忙しい時期を経て、個人の確定申告の準備の時期となります。
確定申告の申告期限は3月15日ですので、2月中に資料の整理、仕訳の入力をしておきます。
とくに、“事業系”の確定申告の場合、1年分の入力資料を渡されて入力する場合もあるのでスピーディーに根気よく入力する必要があります。
確定申告業務が初めての方は学ぶことが大量にある時期です。所得税のしくみ、必要経費の実務、減価償却、消費税、所得税ソフトの操作、確定申告書の組み方、製本、提出などなど。
また、ベテランの方も、通常一年に一度しかオペレートすることがない所得税関連のソフトについては思い出しながらの作業となります。
通常の規模の会計事務所にとって、確定申告の時期はもっとも仕事が多い時期であり、スタッフにとっては最も残業が多くなる季節です。
確定申告用の資料がどの時期に集まるかによって2月、3月の段取りはかなり異なります。
2.12月決算の法人の確定申告期限が2月の末となります。
古い会社ですと、暦通り12月で決算をむかえるところ(暦年決算)のところも少なくありません。
時期的に確定申告シーズンと重なるので大変ですが、毎年のことなのでがんばるしかありません。